【レビュー】ミズノ ウエーブリベリオンプロ2


今回の記事ではミズノの最新作シューズ(記事投稿日時点)のウエーブリベリオンプロ2の商品レビューを綴っていきます。
商品の重さやソールなど商品概要自体は省略しますので公式サイトをご覧ください。
https://jpn.mizuno.com/ec/disp/attgrp/U1GD2417/
またレビューには推論や推測も含まれますので一個人の意見としてお楽しみ下さい。

「です」「ます」で言い切っていますが、あくまでも「考え」です。

※随時記事は是正のため修正します。

 

 

1.サイズ感
初代リベリオンプロ同様に通常のシューズサイズ+0.5が適しています。
ミズノのシューズ(デュエルネオ、エンペラージャパン、ウエーブスカイetc)や他社のシューズ(Adidas全般、Nike全般)を26.0で履いていますが、
リベリオンプロだけはサイズアップしています。
容易に試し履きが出来ないのであれば、ワンサイズ上の購入を勧めます。
ミズノ公式オンラインやAmazon等ではサイズ変更も無料で出来るので、初めにワンサイズ上を買って余裕がありすぎるのであれば下げるのが良いでしょう。

2.履き心地
初代同様に履き心地は良いです。
踵の抜け感もなく、ソールの締め付けも丁度良い。文句無しです。

3.履いて走ってみた感想
初代モデルと異なり、設置感が少し薄れました。
ミズノの良いところは「設置感」と常々感じますが、今作では過去作に比べてあまり感じませんでした。
ただソールの厚さが増えたので当然のことではありますね。
初代モデルは「ウエーブデュエルネオをそのまま厚底にしてみた」のような感覚でしたが、今作は別物でNikeのアルファやヴェイパーのようなスーパーシューズに感覚が近づきました。
今までのミズノの設置感が好みな人は初代モデルの方が良いかもしれません。
GMOの嶋津さんが2024年のニューイヤー駅伝で2ではなく初代を履いていたのも分かる気がします。

シューズ性能が発揮するのはサブスリーペース以上。ただマラソンでなくとも5kmや10kmでもキロ4くらいで走るのであればオススメできるのでサブ3.5ランナーでも短い距離では使えますかね。

※フルマラソンでの使用感については後日記載。


4.カーブしにくい問題
初代からソールの構造上、カーブがしにくいというのがあります。
10kmやハーフマラソンフルマラソンで使用するには問題ないですが、トップスピードで曲がると捻挫するような気もします。
曲がる際にダッシュしなければ大丈夫です。


5.価格について
税込25,300円と他社のスーパーシューズが軒並み高騰している中では手に取りやすい価格帯ではあります。
ミズノ公式オンラインで購入すればクーポンの配信で1000円前後の値引きや会員ランクによって5~10%のポイント還元もあり、多少はお得に買えます。
ミズノの株主優待券の対象でもあるので、知人に株主の方がいれば声をかけてみるのもいいでしょう。


6.総じて感想
シューズに対しては値段や性能全てにおいて高評価です。グッドを差し上げます。おススメできます。

 

だからこそもっと早くリリースが出来なかったのかと、あと2年早くリリース出来ていればシェアは伸びていたと思います
せっかく他社に並ぶことが出来たとしても、現状で消費者からしたら「Nikeを履けば間違いない」「みんな履いてるからアシックスを履こう」
「プーマが伸びてるから履いてみよう」とどんどん他に流れていきます。
誰だって数万円を払ってまで未知のシューズに手を出したくはないです。手を出して外したくないので実績と信頼がある他社のシューズを買います。
今ミズノに必要なのは実績と信頼を獲得することだと考えています

ウエーブデュエルネオSPやデュエルプロ、デュエルプロQTRを出すくらいなら他社と勝負出来るリベリオンシリーズに注力して欲しかったです。
辛辣なことを言えばミズノは何を思ってあの価格で上記のシューズが売れると思ったのか不思議で仕方ありません。半額以下になることはリリース時から目に見えてました…。


まずは手に取ってもらい市場評価を上げていくことが先決で、
デュエルプロシリーズも最初から定価が半額であれば「面白そうなシューズだな。15000円ならまあ試してみるか」「トラックで使えるシューズが10000円なら買ってみようか」となるでしょう。
デュエルネオもエンペラーやクルーズと最初から同じ値段なら…。
それに2024箱根駅伝でも選手が履いているのはリベリオンプロのソールがフラットになったもの。
トップ選手と同じシューズが履きたいのに履けない。
駒澤の選手がonのシューズを履いていたから同じものを買ってみよう」「城西の選手がプーマのシューズを履いていたから買ってみよう」と思えば同じシューズを手に取ることが出来る。
一方でミズノは同じものは履くこと出来ず、トップ選手で市販品を履いている人はいない。
うん、プロモーションが下手で仕方ない。

またトラックでも使えるデュエルフラッシュやデュエルプロQTRも良いシューズではあると思いますが、ドラゴンフライの入手が困難な時期に嶋津さんが長いこと履いているスパイクを一般販売することができていれば良かったです。

2020年ウエーブデュエルネオ→2021年リベリオンプロ→2022年リベリオンプロ2の流れでスパイクも2021年に出せていれば良かったのに…とつくづく感じます。

以上ミズノが好きだからこその意見です。(新卒時ミズノ書類選考落ち)。
まあミズノはマラソンでは遅れを取っていますが、他スポーツは強いですからね。ラソンでこけても問題ないのでしょうが、トップ層のシェアが落ちているのはファンとして残念です。

7.最後に
その他履き心地やサイズ感等詳細に聞きたいことがありましたら当ブログにコメントお願い致します。
Twitter(新X)にリプライをしていただいても構いません。