自身の陸上競技のこれまでとこれから

今回の記事は自身の陸上のこれまでとこれからをつらつらと。

陸上競技を始めて7年にして初めて「もういいかな」と心が燃え尽きてきたのでラストランまでの自分への鼓舞の意味も兼ねて気持ちの整理が出来ればなと。

 

1.これまで

まず初めに何故自分が走り始めたのか。そのきっかけとしては単純に「楽しいから」が理由でした。

高校生の時に運動不足から始めたジョギングで、「今日はあそこまで走ってみよう」と家から離れた場所を目標地点に定めて走るのが楽しかったです。

最初はジョギングしかいませんでしたが、ジョギングをしていく中でも徐々にタイムは縮まっていき、タイムを縮めることの喜びや自己肯定感の向上を日に日に感じていました。

 

大学に入学する頃でしょうか。正月には箱根駅伝も見るようになった私は次第に速いランナーに憧れるように。

調べてみれば何処の強豪校にも5000m14分や15分のランナーばかりで、当時5000mで20分すら切れなかった私からしたら縁のない世界だろうなと思いました。

 

彼らに追い付くことは難しくても、「もっと速くなりたい!」という気持ちが芽生え始めて私の陸上競技人生が始まっていったのです。

 

あれこれあって縁のないと思っていた大学の陸上部、後の駅伝部に入部して遅いながらも走力を伸ばしていきました。(大学時代を掘り下げた記事は別途で書くかもです)。

因みに大学時代の最終目標は5000m15分台に箱根駅伝予選会の標準を切ることでした。

5000mの記録でみれば、

大学1年次:19分49秒

大学2年次:18分26秒

大学3年次:17分16秒

と順調に伸び続けていましたが、現実は甘くなく停滞が始まります。

伸びが止まった要因は就活のストレスや生活習慣の乱れでしょうか。

 

それでも部活は最後までやり抜き引退。5000m16分台を出して引退すると決めていましたが叶わず。停滞した4年次ではありましたが、一応4秒だけはPBを更新出来たので報われて良かったです。

大学で約3分もタイムを縮めたわけですから大学での伸び率で言えばトップクラスだと思います…笑。

 

「15分台は厳しくても16分台は出したい」。この気持ちだけで部活の引退後も市民ランナーとして競技を続けることになります。

やってみて分かりますが、仕事をしながら走っている市民ランナー全員凄いです。尊敬します。

 

心が折れながらも何度でも這い上がり

社会人1年目:1500mPB、初ハーフマラソン

社会人2年目:5000mPB、ハーフマラソンPB、初フルマラソン

社会人3年目:1500mPB

となんやかんやで走れています。

明確な目標があるからこそ頑張れていて、2023年も3000mと5000mのレースがあるのでPBを出すつもりです。

 

ただ社会人3年目、26歳になって心境が確実に変わりました。

「もう競技として走るのはいいかな」。そう感じています。

 

そう感じてきたのは仕事への重きがあります。私は駆け出しエンジニアとして日々パソコンとにらめっこしていては勉強の毎日です。

「人の役に立つシステムを作りたい」と文系でエンジニアにチャレンジしている私ですが、如何せんまだまだスキルはありません。

家に帰ってからも時間が或る時は勉強したり、成果物を作成したりとスキルアップに励む日々です。

 

その中でもランニングにも励み、頑張って走ってはいますが両立は厳しいなと感じています。難しいながら家が会社に近いので両立出来てはいますが、「もう26歳、スキルをどんどん上げていかないとまずいな」という気持ちが大きくなっています。

 

とどのつまり。もうランニングに時間と気持ちを大きくは割けないなと考えています。ランニングは心身ともに健康ではないと出来ないスポーツで、1回の練習では身体だけでなく心も消費します。

陸上競技を始めてからは使命感で走っている部分も大きいと思います。勿論楽しい気持ちも残っていますが、楽しいより苦しいが上回っている気はしますね。

 

「なんでこんな苦しいのに走っているんだろう」。そう思うことは沢山ありました。

それでも何度も立ち上がり目標に向かって走り続けてきましたが、心は燃え尽きそうです。でもここまで来たからには最後までやり切って終わります。

10月には3000m、11月には5000m、12月には10km、年明けにはフルマラソンとレースが続くので残り約半年だけは駆け抜けます。

 

2.これから

競技引退後の展望としては、市民ランナーに貢献していきたいです。

 

1番には自分の手でランニングに役立つアプリケーションを作るのが野望です。自分のスキルアップにも繋がりますし、モチベーション高く製作できるので実現したいです。

 

そして走りでも引っ張っていきたいです。学生時代には大学でもペーサーをやりましたし、社会人になっても善意からペーサーを何度も努めました。

いくら引退するとはいえどサブ3.5くらいまでのランナーさんの力になれればと思います。

 

引退しても週2~3で1日30分くらいは健康のために走りますし、フルマラソンも観光がてらサブ4くらいで楽しい気持ちで走ってみたいとは思います。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

次は怪我との向き合い方や大学時代の話でもしようかなと考えていますが、何かリクエストがあればお願い致します。