長距離種目のセンスと正しい練習方法

はじめまして。

のんしーと名乗ってる者です。

 

ブログを書くのは数年ぶりで大学時代の部員ブログ以来になります。

個人で書くのはそれよりも前で、当時はポケモンの記事を書いてました。

 

言葉を吐き出すのが好きなので、久しぶりに何か文字に起こしてみようかなと思い立ち。

そんなきっかけから今回は私のランニングについてあれこれ綴っていきます。

 

初めに断っておきますが、此の記事は私の感想に過ぎませんので一個人の意見として「こう考える人もいるんだな」くらいでお願いします。

 

それでは走ってきて感じたこと、今回は陸上競技におけるセンスと正しい練習方法についての自論を述べていきます。

 

1.陸上競技におけるセンス

1つ目のお題はセンスについてです。陸上競技だけでなく他のスポーツ、幅を広げれば全てのことにおいてセンスは存在します。

センスに関しては先天的なものであり、陸上競技においては年代問わずに多く見受けられます。

例えば

①小学生の時に駅伝大会にたまたま出たら優勝。そのまま陸上を始めてトップ選手に。

②中学までは別のスポーツをやっていて、高校から陸上を始めたらトップ選手に。

③陸上を始めて初のレースで5000m16分台、数か月練習したら15分台に。

④30過ぎてから走り始めて1年でサブスリー達成。

 

これらのようなランナーは数多く存在し、私はこの人達にセンスを感じます。率直に申し上げて同じランナーとしては羨ましい限りです。

陸上を始めて7年近くになりますが、同じく陸上を始めて数か月や1年のランナーに私の記録を抜かれることも過去に何度もありました。

こういう話をすると「彼らは人並み以上に絶え間ない努力をしているんだ」のような意見を言ってくる人もいますが、それくらい承知しております。

ただ努力だけではどうにもならない、差が縮まらないことだって世の中には沢山あります。

分かりやすい例を挙げると、読売ジャイアンツ坂本勇人選手のインコース捌き。あれは天性のもので誰しもが努力しても手に入らないでしょう。

そしてプロ野球選手だって全員が努力している上であれだけの成績に差がつきます。

なので全員が全員努力しているのは前提として話を進めていきます。

 

次に先ほど挙げた4つの例のような急激にタイムが伸びる人に共通しているのは、年齢問わず「成長期に持久力を鍛えていたかどうか」だと感じます。

①の例は真の先天性のものでしょうが、②③④の例は何かしら小中高で運動経験があり持久力を鍛えていた人が多いです。

私の知り合いのランナーでも伸びがすごい人は大体何かしらの運動経験がある人で、サッカーや野球、バスケでも相当な距離は走っていたんだと推測します。

 

長距離種目に必要な走力の基礎が形成されるのは成長期であり、これさえできていればブランクや経験がなくとも伸びるのは早いです。

 

だからといって運動経験が全くない人が伸びないわけでは決してないです。

上記の人たちに追いつくのは簡単ではありませんが、努力次第で走力は伸ばせます。

私自身走り始めたころは学校の持久走でもワーストクラスの走力でしたが、努力を重ねてきてそれなりのタイムでは走れるようになりました。

1500mで言えば7分も切れなかった青年が4分30秒切れるまでに成長し、5000mでは20分も切れなかった青年が17分まで伸びています。

 

SNSが盛んな現代では周りのランナーと刺激し合える一方で、「どうしてあの人はあんなに速いのに私はダメなんだろう」と焦りや不安を感じる人も多くいることでしょう。

私としては「マイペースに自分に合った走りをしていこう!」と声を掛けたいです。

 

サブ3を目標にしている人がサブ3を出すのと、サブ4を目標にしている人がサブ4を出すのはどっちも同じだけ素晴らしいです。

2.正しい練習方法

結論から申し上げると個人差に所以するところが大きいと思います。そして正解を見つけるのは容易ではありません。

理論に基づきながら自分に合った練習方法を見つけていくのが正しい練習方法だと言えるでしょう。

同じ練習をしたら同じだけ伸びたら苦労しませんからね。

 

ネットでは「5000mで○○分切る方法!」みたいな記事をよく目にします。

どの記事も「1000mのインターバルをレースペースで5本」「8000mのペース走をレースペース+○○秒」「自己ベストからVDOTを割り出して~」のような目標タイムを実現するための練習メニューが載っており、右も左も分からない初心者ランナーからしたらとても参考になる記事だとは思います。

ただ、沢山情報が出てきた中でそれらを取捨選択するスキルは必要です。

似通ったタイムを持つランナーが3人いるとしても、そこに至るまでの練習方法、もっと言えば普段の生活から同じわけではないですから3人の練習方法に耳を貸しても何が正しいのかはわかりません。

参考になるところは参考にし、自分には不要だと感じたなら切り捨てましょう…とはいてもそれが出来たら苦労しません。

なので「自分はこの人のやり方についていく!」と定めて自分の練習に対して迷いなく臨むことが大切だと思います。

 

そもそもの話記事に書いてある練習が出来たから目標を達成できるわけではないですし、逆にその練習が出来なくても目標タイムを達成する人もいます。

「インターバルのレストは200m'60秒以内で切らないと意味がない」という人もいれば「インターバルのレストは落ち着くまでゆっくりジョグで繋ぐ」という人もいます。

 

結局のところ何が正解かは分からないので、如何に自分に合った練習方法を見つけられるかがポイントです。

私の場合は4年間ほど走力が停滞し伸び悩んでいるので正しい練習が出来ていないのだと思います。

 

それでも1つだけ言えることは走っているだけで偉いです。